DevRel Meetup in Bangalore #2を開催しました

去る6月○日にDevRel Meetup in Bangalore #2を開催しました。本当は2020年3月に開催予定だったのですが、コロナ禍によって中止となってしまいました。そうした中で、ようやく3年越しに開催できました。

インドは行ってみたいと思っている方が多い一方、実際に行く方が多くないかと思いますので、どういった国なのかも含めて紹介します。

ビザについて

世界最強と呼ばれる日本のパスポートですが、インドへ入国する際にはビザが必要です。2020年頃は一回入国するだけであればオンライン申請でき、1年間に複数回入国する際などはインド大使館での申請が必要でした。しかし、最近では状況が変わってオンラインでも最長5年間のビザ取得ができるようになっています。ちなみに1回でも5年でも申請料は変わりません。そのため、どうせならと最長の5年ビザで申請・取得しています。

「インド ビザ」とかで調べると、怪しい業者のサイトも出てくるので注意してください。eビザのサイトから申し込めば問題ありませんし、入力内容も解説してくれているサイトがあるので参考にすれば問題ないでしょう。なお、友人を訪ねるといった理由にすると、後半で友人の住所や電話番号入力が求められるので注意が必要です。

入国に際して

インドへの入国時には帰りの便の予約が必要だと言われています。私は入国審査で帰りの便に関する情報を求められたことはないですが、一応注意してください。

ニューデリーについて

今回はニューデリーから入国して、3日間滞在しました。インドには首都はないのですが、一応ニューデリーが最大の都市であるはずです。インドというと、怪しい客引きがとても多い印象がありますが、これは間違っていません。ただし、最近ではニューデリーの空港から街中まで地下鉄が走っています。これに乗ればタクシーより安いですし、安全なのでお勧めです。

駅では並んでチケットを買うのですが、このチケットがかなりくせ者です。単なるレシートにQRコードが書かれているだけですし、リーダーの調子が悪いことが多いです。現地の人ですら、通過できずに困っている方が多かったです。

街中はリキシャの客引きは多いですが、至って普通のインドです。リキシャに乗る際にはいちいち価格交渉が必要なので、長いフライトの後とかだと相当辛いです。あと、リキシャの人たちは道を知らないことが多いです。行きたい場所を伝えると「わかった」といいますが、大抵わかっていません。関係ない場所に連れて行かれます。まっすぐ行くだけ、くらいのときに利用するのがお勧めです。

インドではUberと○○というライドシェアアプリが使われています。行き先が決まっている場合には、アプリを使って移動した方が正確です。Uberでもリキシャが選択肢として出るので、そこで料金を確認してから道ばたのリキシャと交渉しても良いでしょう。ニューデリーについては地下鉄が通っているので移動はそこまで難しくありません。地下鉄とUberがあれば、大抵の移動は事足りるでしょう。

水について

インドでは腹を下すとよく言われますが、これは水や食べ物が原因です。とにかく徹底して水には注意が必要です。水は主に3種類あって、水道水とドリンキングウォーター、そしてミネラルウォーターです。水道水は絶対に口に含むのを止めましょう。シャワーですら口に入れたり、目に付けたりするのは避けた方が良いです。

ドリンキングウォーターは飲用として売っていたりするのですが、これも道ばたで買うのは避けた方が良いです。水道水を入れただけの偽ドリンキングウォーターがあったりします。同様の理由で、あまり高くないホテルに備え付けられているウォーターサーバーも怪しいです(私は試していないので、勇気があればぜひ…)。

歯磨きなどでもミネラルウォーターを使うので、滞在中の水消費量は意外と多いです。3リットル/日くらい使うのではないでしょうか。あと、インドのホテルにある冷蔵庫はなぜか冷えません。基本、常温の水で生活することになると思います。

食べ物について

インドではカレーばかり食べていると言われます。実際食べることはできますが、他の選択肢もあるので問題ありません。ケンタッキー、バーガーキング、マクドナルドなどのチェーン店もあります。ただし牛が神聖な動物なので、牛肉はありません。ハンバーガーはチキンバーガーばかりですし、中にカレー系のソースが入っています。

あと、バンガロールにはスターバックスもあります。アイスコーヒー(コールドブリュー)もありますので、安心して過ごせます。なお、デカフェはないと言われました。

インドにはベジタリアンの方が大勢います。そのため、野菜系の選択肢は多いです。ただし、生サラダは衛生面で疑問符があるので避けた方が良いと思います。ニューデリーなどは屋台も多いですが、私はチャレンジしたことはないので勇気があればぜひ!

バンガロールについて

バンガロールはインドのシリコンバレーと呼ばれるほど、IT系に強い都市となっています。中心部に行くと、高層ビルもあります。電車は複数本、○○も通っています。この○○があるラインは割と発展しています。

バンガロールの空港から街中までは基本タクシー移動(90分くらい?)です。電車もあるらしいですが、本数が少なかったり時間が適当で信頼できないようです。とはいえ、タクシーの乱暴 + スマホ見ながら + 渋滞 + 交通ルール無視という中で移動していると、電車の方が安全だなと感じることは多々あります。インドはイギリスの植民地だった時代があることから、日本と同じ左側通行です。しかし、インドで運転したいと思う人はまずいないと思うくらい運転が荒いです。

ネットワークについて

モバイルネットワークについてはahamoの国際ローミングを使っています。そのため、特に現地SIMを買って〜ということはありません。eSIMなので、日本で使っている物理SIMはそのままで使えます。

インドの空港ではWiFiが飛んでいますが、利用に際してインドの電話番号が必要です。そのため空港に着いた直後には使えず、入国審査で追加書類が求められた際に困ることになります。

現地SIMはデータ専用であれば簡単に手に入りますが、SMS受信できるタイプはローカルのショップに行く必要があります。また、現地の友人やホテル以外の住所が必要です。それでもなお、90日くらいのSIMしか手に入らないらしいので、結構面倒です。1週間くらいの滞在であれば国際ローミングがお勧めです。

決済について

インドでもQRコード決済の波が来ています。一番有名なのはPayTAMというアプリです。これは日本のPayPayのように、決済以外のさまざまなサービスが提供されるアプリです。ただし、利用に際してインドのSMS番号、およびインドの銀行口座が必要です。つまり日本人ではまず使えません。

インドのサービスでは、インドの銀行が発行したクレジットカードしか受け付けない場合が多々あります。ホテルなどの支払いは問題ありませんが、時々決済で引っかかるので注意してください。

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