DevRelを経営層に知解してもらうためには

  • 2019/06/25

DevRelをはじめたいと思っても経営層に許可が得られない、彼らの理解を得られないという悩みを聞くことがあります。企業である以上、そのリソースを十二分に活用して行うのは大事なことであり、勝手にリソースを使うのは難しいでしょう。

こと日本の経営陣にDevRelの重要性を理解してもらおうと思ったら、以下のような手段がお勧めです。

他社事例を紹介する

日本ではなぜか他社がやっているとそれにならう文化があります。他社が行っていると言うことは、それを行うに至った検討がされていると言うことです。その有益さがあるからこそやっているのだと考えることで、自社での検討時間やリスクを減らせるという考え方です。もちろん二番煎じ、三番煎じに意味があるのかという意見もありそうですが、こと経営陣に説明する上では意味があるでしょう。

この他社というのは同じ市場の企業であるのが必須です。全く関係のない企業では意味がありません。ライバル企業がDevRelを行っているとあれば、重い腰が持ち上がってくることでしょう。

壮大な地図を描かない

いきなりDevRelをやりましょう、ブログもイベントもコミュニティも全部やりましょうなどといっても話が通じないのは当然です。もっと自分たちでできることから順番に進めなければなりません。例えばブログからはじめる、イベントを一回やってみるといった具合です。

ただし単発でやっても殆ど効果はありませんので、自分たちの持ち合わせるリソースで継続できることを考えた方が良いでしょう。無理すると続かないので、無理しない範囲で考えるのがお勧めです。

リソースを使いすぎない

お金がかかる、というと過敏になる経営層はたくさんいます。また、時間がかかるということでも、普段の業務にどれくらいの影響があるのかを気にする人は多いです。

UPDATE

アップデートを受け取る

メールにてDevRelに関するニュース、アップデートをお送りします。

Contact is below.