DevRelで行うべき主な施策について紹介しています。これまでは次の通りです。
今回は最も大事な施策とも言えるイベントです。
イベントは規模の大小、形態によって様々に分かれます。
それぞれ目標とするところが異なりますが、基本的には浅く広くか、深く狭くになってくるでしょう。認知度を上げるのが目的であれば、EXPOやセミナーといったリーチできる人数でみるのが良いでしょう。会員獲得であったり、アクティブを上げる目的であればハンズオンやハッカソンが良いかも知れません。ただしハッカソンの場合、必ず使ってもらえるとは限りませんので使ってみたいと思える面白さが必須と言えるでしょう。
イベントはとにかく数をこなすのが大事です。常に自分たち主催でできる訳ではありませんので、他のイベントの協賛であったり、共催など自分たちがターゲットとする開発者がいる場所に足繁く通う必要があります。ただしあまり絞り込みすぎるといつも同じ人たちに出会うことになってしまいますので注意が必要です。せめて場所や時間帯を変えてみると良いかも知れません。
DevRelでは自分たちが中心にいて開発者が周囲にいる形よりも、開発者を中心として自分たちはその周囲にいる方が理想的とされています。自分たちが思い描く開発者の輪を作るのは時間もかかり、困難ですが、すでに開発者の輪は数多く、規模も大小異なる形で存在しています。それらと一緒にイベントを行うようにすれば、異なる技術者層の人たちと触れ合う機会も増やせることでしょう。
セミナーやEXPOなどでは対象によって話す内容を変えるようにしましょう。自分たちの言いたいことをいうだけでは相手の心に残りません。聞いた人が納得し、使ってみようとアクションを起こせないと意味がないのです。そのため、相手が理解できる言葉を喋り、相手の目線に立って話をする必要があります。その時には最近話題になっているワードと合わせて話すようにすると相手の注意を惹きつけられるでしょう。
こと開発者について言えば、文章で読むよりも映像の方が理解しやすく、かつ自分の手で触るとさらに理解度が高まるものです。そのため、まずやってみる(できる)環境を用意してすぐに試してもらえるようにするのがオススメです。
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