DevRelで最も大事なのはエヴァンジェリストという職業についてです。エヴァンジェリストの仕事は主に以下があります。
さて、これらを行う中でエヴァンジェリストとして必要になる素養はなんでしょうか。先日求人を行っていたマイクロソフト社では、第一の素養として才能を上げています。確かにエヴァンジェリストは若干特殊な能力と言えなくもありませんが、才能の一言で片付けてしまうのも乱暴な気はします。
そこで改めて素養を考えてみると、何よりもまずIT業界においてそれなりに名前が知られているのが大事なのではないでしょうか。技術力の他にも発信力であったり、ブログの知名度でもいいかと思います。この業界において、名前を知られていることがまず第一条件ではないかと思います。そういった立場の人が外部で話すからこそ、聴衆の開発者に影響を及ぼせるのではないでしょうか。
名前が知れている状態になるためには、過去の積み重ねが欠かせません。技術力を向上したり、ブログでヒットする記事を連発したりするのは過去の努力があってこそだと思います。逆に名前が知られていない方が訴えても、開発者の納得感をえるのは難しいのではないでしょうか。
次に話す力です。別に流暢である必要はありませんし、ジョブズばりにビジョンを持った話し方である必要もないと思います。ただ、聞いている人が不快になったり、理解できない話し方でなければ十分でしょう。そして彼らの目線で、彼らの理解できる言葉で話すのが肝心です。上から目線だったり、知られていない単語を連発するのはもってのほかでしょう。
最後に自社製品、サービスに対する愛情です。愛情をもってサービスに接していなければ、その言葉は誰にも響きません。愛情があるからこそ、真剣に相手に伝えようと思えるのです。ただし、愛情が溢れすぎて間違っていることを認めたがらなかったり、嘘をついてしまうのはNGです。むしろ愛情があるならば、現状の問題点を認めた上で、改善に努めるべきです。
細かいことを言い出すときりがありませんのでこの辺で。個人的には上記3つが大事なのは素養ではないかなと。
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