良いプレゼンテーションをしよう

良いプレゼンテーションをしよう

プレゼンテーションで表示されるスライドがとても退屈に感じることがあります。理由は幾つかあります。

  • 文字ばかり
  • 言葉で言っている内容がすべてスライドに書かれている
  • ヘッダ、フッターが常にあって邪魔
  • メリハリがない

特にエヴァンジェリストの方は、相手の心を動かせなければ全く意味がないことを認識する必要があります。つまり自分たちの発信したい情報を発信するのではなく、相手の期待しているであろう内容を発信すべきなのです。

意外とこの違いは大きく、スライドを相手の要望に合わせて見直すと、かなりのムダが多いのに気づかされるはずです。少なくとも主題ではないし、最後にちょっと説明しておけばいいレベルだったりします。

スライドをただ読んでいるだけのプレゼンテーションは全く無意味です。プレゼンターはスライドを印刷して聴衆に渡して帰っても良いレベルです。少なくとも紙でもらったら先に目を通してしまうので、同じことを聞かされても眠くなるだけです。

プレゼンターとして、目の前で相手が寝ていたら相当凹むと思いますが、実際にそういったプレゼンテーションをやっているのだと理解しましょう。そして改善しなければなりません。

ポイントは幾つかありますが、

  • 聞いていないと分からない
  • 笑いがある
  • 学びがある
  • 要点が分かりやすい

特に大事なのは要点が分かりやすいことです。一つのプレゼンテーションになんでもかんでも盛り込めば良いわけではありません。多くとも要点は3つで、それ以上語るのは禁止すべきです。プレゼンテーションの最初ですべて上げてしまって、後は個々の説明とまとめでも同じことを説明してもいいでしょう。人の記憶は貧弱なので、いっぱい詰め込むと、逆にすべて出て行ってしまうでしょう。

笑いは大事なことです。無理矢理でもいいので笑いをとるように努力すべきです。笑いを取る方法は幾つかありますが、ビジネスの場においては相手の信頼を損なうような笑い(ブラックジョークなど)はしない方がいいでしょう。

学びがあるかどうかは、聴衆が「ジブンゴト」にできるかどうかにかかっています。自分に対して言われているのだと認識できれば、学びがあると感じてもらえるはずです。そのためにはペルソナをしっかりと立てて、聴衆がどういう人たちであるかを認識することです。結局のところ、相手の聞きたいことを話すというのは変わりません。

聞いていないと分からないというのは、聴衆の耳を引きつける効果があります。聞かなくても理解できるプレゼンテーションであれば、誰も聞こうと思わないはずです。ぜひ良いプレゼンテーションを目指してください!

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