これまでに紹介した主な施策は次の通りです。
動画は幾つかあります。
ウェビナーは一回録画しておけば様々な場面で使いまわせます。ただし一般的に15〜45分と長いので、よっぽども意味のある動画でないと見てもらうまでの敷居が高いと言えます。
勉強会のストリーミング動画は勉強会には興味があるけれど、場所が遠方であったり直前直後に用事があるために参加できない時に使えます。なお、手軽さで言えばUstreamがオススメですが、無料会員は1ヶ月で動画が消えてしまうので注意してください。個人的にはうまくいかないことが多いのですが、YouTube Liveのが使いやすいのではないかと思います。
教育用の動画サービスとしては、日本ではドットインストールやスクーが知られています。動画は自社製品/サービスを知ってもらうためのきっかけに繋げたり、そのままチュートリアルとして活用してもらうことができます。
ただし動画は編集を行わないと間延びしがちで、見ている人がすぐに飽きてしまいます。真剣に役立つものを作るか、笑いをとりつつ進められるものかを考える必要があるでしょう。なんとなく撮った動画では誰も見たいと思わないはずです。
製品やサービスの特徴を動画で伝えるケースがありますが、あれは見た目のインパクトがある場合にこそ有効です。コンピュータ上のサービスの場合、あまり向いていません。スマートフォンと組み合わせたり、ハードウェアを使うような場合は動画で雰囲気が分かるようにしてあげるといいでしょう。
動画は撮り直しを含めて撮影に相当な時間がかかります。そのコストに見合った効果が得られるのかどうかきちんと仮説を立てる必要があるでしょう。また、動画をプレゼンの中で使ったり、チュートリアル系であればハンズオンの素材にするなど様々な流用を考えるべきです。
テキストに比べて動画は古くなった時の修正が容易ではありません。そのためあまり頻繁に変わる場所については動画を作成しない方が良いでしょう。レクチャー、学習系動画においては特にそうです。ちょっとUIが変わっただけでついていけなくなってしまうので、作成時期や内容は吟味する必要があります。
ただし一度作ってしまえば大きなインパクトが与えられるのも確かです。ぜひチャレンジしてみてください!
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