DevRelで行う主な施策をピックアップしています。今回は電子書籍・書籍について紹介します。
もし新しい技術を習得しようと思ったら、何を参考にするでしょうか。Webを検索する人は多いですが、今なお有力なのが書籍です。入門書はたくさん存在しており、最初の一歩を開始する際にはとても力強い存在と言えます。
そして、何か新しいサービスや技術を使おうと思った時に、その専門書が存在するかどうかは選択時に大きな影響を及ぼします。Web上の情報がそれほど多くなく、書籍もないとなると敷居がとても高くなってしまうでしょう。
そこでDevRelの施策として書籍を作るのはとても良い施策になります。いきなり紙の書籍を作ろうとするのはパワーがかかりすぎるので、最初の一歩としては電子書籍がお勧めです。Amazonの場合、ePub3のファイルさえ作れば簡単に販売が開始できるので特にお勧めです。
電子書籍の内容としてはWebサイトのドキュメントをベースにするのが良いでしょう。書籍とWebサイトはユーザ層や利用法が異なりますので、コンテンツを一つの書籍としてパッケージングするだけでも十分に価値があります。自分の手元に置いて、オフラインでも検索できるのが便利なのです。
そして書籍としてまとめる中で足りないコンテンツは新たに作成し、ドキュメントの充実化もはかれます。さらに言えばドキュメントのコンテンツを自動変換してePub3が作れるようになっていると便利です。ドキュメントを更新したら書籍もアップデートできるので、最新版に追従するのも容易です。
さらに電子書籍であっても何十部か印刷してイベントで配ることもできます。Webサイトを伝えるだけではなかなか利用してみるまでの敷居は高いですが、ゼロからはじめられる書籍が手元にあれば、使ってみようと思う開発者も増えるはずです。
Amazonで自分たちのサービスが出た時に書籍が出るようになれば、ダウンロードして使ってみようと思う流れができあがるでしょう。そのためには書籍をゼロ円にする技も必要ですが、それができれば完璧です!
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