最近Audibleにハマっています。普段読まないような本も運動がてらに聞くことで、ここ数ヶ月で一気に書籍の消化が進んでいます。
そんな中で、最近聞いたのが “GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代” という本です。この本自体は2014年出版とのことなので、読んだことがある方も多いかと思います。個人的にはこういった自己啓発系の書籍は読んだことがなかったので、Audibleを通じて触れられて新鮮でした。
書籍について簡単に紹介すると、自分の損得勘定を抜きに人に与えられる人「Giver」がビジネスにおいて成功を収めているといった内容です。ただ、Giverは都合の良い人にもなりやすく、ビジネスにおいて最も失敗に近い人でもあります。本書では、成功するGiverになるためにはどんな考え方が必要かといった内容が書かれています。
この書籍では人を3種類に分けています。
あくまでも私見ではあるのですが、DevRelにおいてはGiverとMatcherのバランスが大事だと感じています。純粋なGiverも良いのですが、DevRelはビジネスなので単に良い人で終わってしまうと、使い倒されて燃え尽き症候群に陥ってしまう気がします。基本はGiverとして開発者や周囲のことを最優先にしつつ、KPIに合わせて確保する部分はしっかり見据えておく周到さが必要ではないでしょうか。
そんなGiver/Taker/Macherを判定できるサイトがあります。本書を書かれた方のサイトGive And Take Quiz – Adam Grantです。
全部で15問あって、3つの選択肢から選んでいくだけで自分がGiver/Taker/Macherのいずれに該当するのかを判定できます。英文が分かりづらいという方は、GIVE & TAKEの著者、アダム・グラントのサイトにあった診断を和訳してみた。|アルパカのサンドバッグにて日本語訳が紹介されていますので参考に進めると良いでしょう。
筆者の判定結果は60% Giver、40% Matcherという内容でした。Giverに偏りすぎることもなく、Macherに染まりきっている訳でもないということで、個人的には良いバランスじゃないかなと。
皆さんもぜひ自己診断してみてください。
Give And Take Quiz – Adam Grant
DevRelに携わっていると、つい採算度外視した考え方になってしまったり、ただ奉仕し続ける方に流されてしまったりします。企業活動あってこそのDevRelなので、その点はしっかり踏まえつつ進めていくのが良いでしょう。
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