最近、開発者向けにニュースレターが流行っています。Qiitaでもこんな記事がありました。
新人エンジニアはnewsletterを読もう - Qiita
そういった流れもあり、DevRelでもニュースレター配信を開始しました。1週間に1度(たぶん月曜日)、DevRelに関するニュースや記事などが配信されるニュースレターになります。ぜひご登録ください。
ここではニュースレターとメールマガジンの違い、配信に利用できるサービスなどを紹介します。
おそらく両者に明確な違いはないように思います。日本ではメールマガジンと呼ばれることが多く、海外ではニュースレターと呼ばれているようです。
個人的な意見としては、海外で言うニュースレターは一般的にリンクを並べたものが多いように見えます。つまりメール自体にはコンテンツはあまりなく、詳細を知りたければリンク先を見てと言ったスタイルです。対してメールマガジンの場合、メールの中にコンテンツ(テキスト)が書かれており、メールだけで完結するものが多いように見えます。
ニュースレターと呼ぶだけあって、あくまでもニュース(最新情報)だけをリストアップして届けるニュースレターなのに対して、メールマガジンはマガジンとしてメールだけで楽しめる(特に速報性は関係なく)内容になっています。とはいえ、日本のニュースレターサービスであるtheLetterはメールマガジンのような形式になっているものが多いので、必ずしも速報性だけを謳うわけではなさそうです。
ざっとリストアップすると以下のようになります。日本ではtheLetterくらいでした。まぐまぐは有名ですが、こちらはメールマガジンと銘打っているので除外しています。
Googleが提供するKeenは本来ニュースレターサービスではありませんが、購読しているKeenのアップデート情報を配信してくれるので載せています。ただし、コンテンツの配置などは選択できず、自動的に配信されるだけとなっています。
よりカスタマイズしたニュースレターが配信したい場合には、MailchimpやHubSpotなどのメール機能を使うと良いでしょう。
ここからはDevRel.jpで利用しているRevueの使い方を解説します。RevueはTwitterが提供するサービスで、Twitterアカウントから簡単に購読登録できます。また、ニュースレターのコンテンツも数多くのリソースを使って手軽に作成できます。
コンテンツリソースには以下が利用できます。
また、Stripeを使って有料ニュースレターにしたり、Mailchimpと連携した購読者データのインポート、Zapierを使った購読者の自動同期、LinkedInへの発信なども可能です。
Twitterのプロフィール欄からニュースレターの購読もできます。こうした連携が便利です。
DevRelニュースレターのリソースはInstapaperのRSSフィードになっています。DevRelにとって役立つ記事があれば、それをInstapaperのDevRelフォルダに登録しています。InstapaperではフォルダごとにフィードのURLが発行されるので、それを購読するだけです。
なお、このInstapaperのデータはDevRelラジオでも活用しています。コンテンツを共通化することで、運用を低負荷にしています。上記の通り、リソースは様々に登録できるので、使いやすいものを選択すると良いでしょう。
購読者のデータは元々MailchimpにあったDevRel.jpのニュースレター登録者のデータです。本来400以上のメールアドレスがあるのですが、インポートするとなぜか85に減っています。この原因は今も不明です。
今のところDevRelニュースレターは購読停止になったことはありません。最新の#4で開封率29.41%、クリック率24%となっています。この数字は徐々に向上している傾向があるので、繰り返し送付することで、開封率も上がってくると思われます。
このニュースレター自体は営業する目的ではないので、購読している方にとって役立つ情報を送り続けていれば、将来的に良い結果につながると思われます。元々DevRelラジオのコンテンツの二次利用的なものなので、運用負荷が大きくないこと、ラジオは聞かない方々にもコンテンツが届けられるのが利点と言えるでしょう。
ニュースレターは開発者向けに情報を届ける施策として、悪くないと感じています。今後、クライアント向けにも実施してみる予定です。ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。
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